- ホストやホステスでもカードローンでお金を借りることができるのか?
- 水商売は収入が安定しないからカードローンの審査に通らないって本当?
- キャバ嬢やホストなどの水商売でもカードローンの審査に通すためのポイントとは?
- 夜のお仕事はカードローンの審査に不利だからアリバイ会社を使ったほうがいいのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では水商売の人のカードローンの審査について詳しく説明していきます。
目次
1.水商売の人がカードローンの審査に落ちやすい理由
一般的にカードローンの審査では水商売の人は落ちやすいと言われています。
ここで言う水商売とは、キャバクラ、スナック、バーなどで働いているホスト・ホステス・キャバ嬢などのことを指します。
ただ職業が水商売だからと言って、必ずカードローンの審査に落ちるというわけではありません。
カードローンの申し込み条件をクリアしていれば、カードローンでお金を借りられる可能性は十分にあります。
ただカードローンの落ちやすい原因があるので、それをクリアすることで審査に通る可能性はアップさせることができます。
・雇用形態
水商売で働いているときには、どのような雇用形態で雇われているかで審査の通りやすさが変わってきます。
例えば、お店に雇用されている場合であれば、収入が少なくても信用度が高いです。
しかし、個人事業主としてお店と契約している場合には、収入が多くても信用度が低いです。
カードローンの審査時には「安定した収入」があることが求められます。
お店に雇われている人の方が、安定してお給料をもらうことができます。
収入が少なければ借入限度額は少なくなってしまいますが、審査に通る可能性があります。
個人事業主の場合だと「先月は100万円稼いだけど、今月は20万円しか稼げなかった」というように収入が不安定になりやすいです。
こういった人は収入が少なくなった時にきちんと返済するかどうかが怪しいので、審査に通る可能性が下がってしまうのです。
・勤続年数
水商売の特徴として、短期間でお店を変える人が多いというのがあります。
人気商売で同僚との争いもあり、精神的な負担が大きいため、どうしても短期間で辞める人が多いです。
当然辞めてしまえば収入が0になってしまうので、そういった人は収入が不安定なので、審査に落ちやすいです。
同じ職場に長期間働き続けている場合には、水商売であっても審査に通りやすくなります。
水商売であっても1年以上同じ職場で働いていると、評価が高くなります。
お店を転々としているような場合には、カードローンの審査に通りにくくなるので、要注意です。
2.水商売の人がカードローンの審査に通すときの3つのポイント!
・在籍確認
水商売の人がカードローンの審査に通すときの大きなハードルとなるのが、在籍確認です。
カードローンの審査時には本当に職場に勤めているのか確認するために、電話での在籍確認を行うのが基本です。
ただ電話での在籍確認と言っても、カードローンを利用することをお店の人に知られる心配はありません。
電話をかけるときには個人名で電話をかけてくれるので、カードローンの審査だとは分かりません。
例えば
「○○と申しますけど、○○さんいらっしゃいますか?」
というような感じで、電話をかけてくれます。
またあなたがその電話に出られなくても、職場で働いていることが確認できれば、在籍確認は完了します。
例えば、職場の人が
「○○(あなたの名前)は外出中です」
と答えた場合、あなたがその職場に勤めていることが分かるので、在籍確認は完了するんです。
水商売の場合、電話での在籍確認で以下の2つのポイントを気を付けなればいけません。
「お店の営業時間外に在籍確認がある可能性も」
水商売のお店となると、基本的に夜営業していることが多いと思います。
在籍確認の電話が昼間に行うことが多いので、お店が営業しておらず在籍確認ができない恐れがあります。
電話がつながらないからと言って、無条件で審査に落ちるわけではありません。
電話がつながらない場合には、カードローン会社から在籍確認の電話がつながらないという連絡があります。
その時には、お店が電話に出られる時間帯を指定しましょう。
スムーズに在籍確認を行いたいなら、あらかじめ夜の時間に在籍確認の電話をしてもらうようにお願いしておきましょう。
例えば、17時以降でないとお店が営業していないので、17時以降に在籍確認の電話をお願いします。
というような形で相談しておけば、電話に出られなくて審査が進まないということにはならないでしょう。
「源氏名で在籍確認はできない」
水商売で働いている場合、源氏名などの偽名を使っていることが多いと思います。
しかし、在籍確認の電話では本名で確認する必要があります。
もし従業員があなたの本名を知らない場合、在籍が確認できない可能性があります。
なので、電話に出る可能性のある従業員には、あらかじめ本名を教えておく必要があります。
「カードローンの在籍確認があるから」と正直に伝えてもいいのですが、周りの人にむやみに借金をしていることはバレたくないですよね。
おすすめの言い訳としては「クレジットカードの在籍確認がある」というと、不自然なく在籍確認の電話に対応してもらいやすくなります。
今の時代、クレジットカードを持つのは普通のことなので、不審がられることもないですよ。
・借入希望金額は必要な金額だけにする
カードローンの申し込みをするとき、将来的にお金が必要になるからということで、何十万円も最初からお金を借りようとする人がいます。
しかし、最初の申し込みでは借入希望金額は、必要最低限の金額にしたほうがいいです。
借入金額が多くなればなるほど、審査がより慎重に行われることになります。
できれば10万円以下の少額融資を希望して、審査のハードルを上げないようにしましょう。
水商売は決して強い属性ではないので、まずは審査に通ることを目標にしたほうがいいです。
一度審査に通れば、毎月きちんと返済をすることで信用を高めることができます。
半年以上借り続けていれば、借入限度額の増額の申請が通りやすくなります。
なので、まずはカードローンの審査に通して、あとから増額をするというステップを踏んだほうがいいですよ。
・収入証明書を保管しておく
水商売というのは、収入が不安定にみられる傾向があります。
そのため他の職業の人よりも、収入証明書の提出が求められやすいです。
一般的には50万円以上の借入で収入証明書が求められるのですが、水商売の場合には借入希望額が30万円以下でも提出を求められることがあります。
カードローンの審査で必ず必要というわけではありませんが、あらかじめ用意しておいた方がスムーズに審査に通すことができます。
収入証明書では以下の書類のいずれかを提出する必要があります。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 納税通知書
- 住民税決定通知書
- 確定申告書
水商売を始めたばかりだと、源泉徴収票や確定申告書を出せない人も多いと思います。
その場合には、毎月の給与明細書を取っておくことで審査に通すことができます。
給与明細書をもらったときにはきちんと保管しておくことをお勧めします。
3.アリバイ会社を使って虚偽の申し込みは絶対にやめて!
以上で説明したように、水商売の場合はカードローンの審査に通りにくくなります。
しかし、どうしてもお金が借りたいからと言って、虚偽の申請をしたり、アリバイ会社を利用したりしてはいけません。
例えば、アリバイ会社を使うことでOLとして働いているように見せかけることができ、安定した収入をもっているように偽ることができます。
しかし、万が一虚偽の内容で申し込みをしたことがバレた場合には、強制解約となります。
強制解約となると、残った借金の一括返済を要求されます。
一括返済できないようであれば、裁判を起こされて財産や給料の差し押さえを実行してきます。
また強制解約となったことは信用情報機関に載り、いわゆるブラックリストに載るという状態になります。
そうなると最低5年間はローンを組んだりクレジットカードが使えなくなります。
最悪の場合、詐欺罪として逮捕される可能性もあります。
このように虚偽の内容で申し込むのはリスクが高いです。
なので、水商売だからと言って、嘘の内容でカードローンに申し込むのはやめましょう。
水商売でも審査に通る可能性はあるので、諦めないでください。