• 友達と旅行に行く話になったけれど貯金が少ない
  • クレジットカードの枠は旅行先での買い物にとっておきたい
  • 卒業旅行に行きたいけどバイト代が溜まってない
  • 新婚旅行(ハネムーン)で海外旅行に行きたいけど結婚資金に使ってお金がない

旅行に行きたくてもお金が足りない場合もあるかと思います。

そんな場合にはトラベルローン(旅行ローン)でお金を借りるのも一つの手段です。

ただトラベルローンはカードローンと比べると知名度も低く、どんな金融商品なのか知らない人も多いと思います。

そこでこの記事では8社のトラベルローンを比較するとともに特徴を詳しく説明していきます。

1.トラベルローンの特徴を分かりやすく解説!

トラベルローンは、資金の使途が旅行の費用のみに限定されている目的ローンとなっています。

旅行費用以外には使えませんが、旅行に行くお金を借りるならうってつけのローンだと言えます。

トラベルローンの種類は大きく分けると「旅行代理店」と「銀行」のトラベルローンがあります。

それぞれについて詳しく説明していきます。

・旅行代理店のトラベルローンの特徴

旅行代理店のトラベルローンは、旅行代理店を通して信販会社(オリコ、セディナ、アプラスなど)とローンの契約を行います。

信販会社から旅行代理店に旅行代金が支払われる形になります。

これはショッピングローンと同じ形式です。

家電量販店などでローンを組んで買うのと同じようなものです。

申し込みは旅行代理店を通せばいいので、手続きは簡単です。

旅行の申し込みを行ったときにそのまま契約を完了できることが多いです。

ただ旅行代理店によってはトラベルローンを扱っていないこともあるので、事前に確認することをおすすめします。

・銀行のトラベルローンの特徴

銀行のトラベルローンは、代理店を通す必要はなく直接銀行からお金を借りる形になります。

銀行からお金を借りて、そのお金を旅行代理店に支払うという形になります。

これなら旅行代理店でトラベルローンを扱っていなくても、分割払いで旅行費用を払えます。

銀行は旅行代理店のトラベルローンよりも安い金利でお金を借りられます。

しかし、その分申し込みの手続きが面倒です。

特に「資金使途確認書類」を用意するのが大変です。

資金使途確認書類になるのは「見積書・請求書・予約確認書など金額が確認できる書類の写し」となっています。

①支払先
②金額
③支払対象者名
④利用目的
⑤作成日

この全てが記載されている必要があります。

さらに注意点として以下のポイントがあります。

  • 顧客自身が手書きで作成したものは不可
  • 既に支払済のものは不可
  • 本ローン申込日より3ヶ月以内に作成されたもの
  • 送った書類は返却されない

旅行代理店で見積書を作ってもらえる場合には、それが使えます。

ただ自分たちで旅行プランを立てる場合には、資金使途確認書類の提出は大変です。

領収書が発行されることは多いですが、事前に見積書や請求書が発行されない事の方が多いですよね。

せいぜい宿泊費くらいではないでしょうか。

なので、銀行のトラベルローンを利用する場合には、旅行代理店の旅行プランを利用するのが現実的になります。

2.8社のトラベルローンの金利や借入金額の比較!

◆旅行代理店が取り扱うトラベルローン

金利 借入可能額 分割回数
H.I.S.トラベルローン 9.87%~12.14% 1回の旅行費用 3~36回
JTBトラベルローン 11.9% 3万円以上で旅行代金の範囲内 1~48回
旅工房「旅の分割払いサービス」 12.20% 1回の旅行費用 3~48回
近畿日本ツーリストトラベルローン 記載なし 4万円以上で旅行代金の範囲内 記載なし

◆銀行が取り扱うトラベルローン

金利 借入可能額 返済期間
楽天銀行「目的型ローン トラベル」 年11.5% 最高100万円 5年10か月
千葉銀行 5~5.20% 500万円まで 6か月以上10年以内
東北銀行 4.6~5.6% 100万円まで 6か月以上5年以内

旅行代理店の金利はおよそ12%前後です。

銀行のトラベルローンの金利は安いところで5%前後と安いです。

銀行のトラベルローンは申し込みの手間がかかりますが、審査に通った時には安く借りられます。

・返済をシミュレーションしてみる

旅行代理店でお金を借りた場合(金利12%)で返済をシミュレーションしてみました。

◆毎月の返済金額

借入金額 12回 24回 36回
10万円 8,885円 4,707円 3,321円
20万円 17,770円 9,415円 6,643円
30万円 26,655円 14,122円 9,964円
50万円 44,424円 23,537円 16,607円

◆合計利息

借入金額 12回 24回 36回
10万円 6,619円 12,976円 19,572円
20万円 13,237円 25,953円 39,143円
30万円 19,856円 38,929円 58,715円
50万円 33,093円 64,882円 97,858円

分割回数を増やせば、毎月の返済金額を抑えつつ旅行のお金を借りられます。

旅行に行くことはめったにあるわけではないですから、多少奮発して楽しむのもありだと思います。

旅行を楽しんだ後にきちっと節制をすれば、無理なく返済できるでしょう。

3.トラベルローンはデメリットの方が多い

・申し込み条件が厳しい

例えば、楽天銀行「目的型ローン トラベル」の申し込み条件は以下のようになっています。

  1. 満年齢20歳以上60歳以下(完済時65歳以下)の方
  2. 日本国内に居住している方
  3. ご本人さまが仕事に就いており毎月安定した定期収入のある方
    *税込年収300万円以上が目安となります。
  4. 保証会社である楽天カード株式会社の保証を受けることができる方

さらに申し込み時に必要な書類として以下の書類が必要です。

  • 本人確認書類(運転免許証や健康保険証、パスポートなど)
  • 収入証明書(源泉徴収票や給与明細書など)
  • 資金使途確認書類(見積書や請求書、予約確認書など)

気軽に使いにくいのが銀行のトラベルローンとなっています。

・審査が厳しく借りられるとは限らない

トラベルローンは申し込み条件が厳しいだけでなく、審査も厳しいです。

また銀行のトラベルローンの場合、審査も1週間~2週間ほどかかります。

審査を待ったのにお金が借りられないこともあるのです。

お金がなければ旅行の予定も立てられないので、スケジュール調整が難しくなります。

特に友達と旅行に行く約束をしている場合には、友達を待たせるのも悪いですよね。

・宿泊費や交通費などしか借りられない

食事代やお土産代、買い物代などはトラベルローンで借りるのは難しいです。

また旅行先で自分たちで行きたいところに行く場合は、その費用も借りられません。

例えば、海のきれいな場所に旅行するとき、スキューバーダイビングをしたいと考えたとします。

旅行プランの中にスキューバーダイビングが入っていれば、お金は借りられます。

しかし、旅行代理店のトラベルローンだと、プランとは別に申し込む場合にはお金は借りることはできません。

銀行のトラベルローンであれば、見積書を用意しなければいけません。

事前に見積書や請求書などを発行してくれないことも多いため実質的に借りるのは無理です。

・個人的に立てた旅行計画では難しい

旅行代理店を通さない旅行の場合、代理店のトラベルローンは当然利用できません。

また個人で計画を立てた場合、資金使途確認書類の提出のための見積書を用意するのも難しいです。

※自分で作成した見積書ではNGなため

4.旅行費用を借りるならカードローンがおすすめ

トラベルローンは旅行に関する費用を借りられる専用のローンです。

しかし、無理にトラベルローンでお金を借りる必要はありません。

カードローンで借りるという手もあります。

カードローンなら使途自由で見積書も不要なので、自由にお金を使えます。

旅行代理店を通さない旅行でもお金を用意できます。

金利は高くなりますが、旅行後の生活で少し節約をすれば、無理なく返済できます。

例えば、20万円を12か月で完済の返済計画を立てたとします。

その場合の毎月の返済金額と合計利息は以下のようになります。

金利12% 金利18%
毎月の返済金額 17,769円 18,335円
合計利息 13,232円 20,027円

毎月の返済金額でみると差はたったの566円です。

これくらいの金額ならそれほど痛くない金額だと思います。

旅行にはめったに行けるわけではないですから、多少奮発して遊ぶのもいいと思います。

旅行資金が足りない、もしくはお金に余裕を持たせておきたいという場合にはカードローンを利用することをおすすめします。

とりあえずカードを作っておけば、いざというときに借りられますよ。